さいたま市のデザイン設計事務所
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塗り壁にこだわる理由

塗り壁とは??

水、土など身近な天然素材を原料とする、人の健康にも家の耐久性にも優れた壁材。調湿性のある塗り壁は、四季があり、高温多湿な日本の風土に適しており、永く愛されてきました。
現在は施工が簡易で低価格などの利点からビニールクロス仕上げが最も普及していますが人にやさしく、シックハウス症候群の原因となる化学物質や生活臭を吸収することから近年は改めて注目されています。

塗り壁の長所は??

人にやさしい空気質

空気清浄機が不要。タバコやペットのニオイを短時間で消臭・吸収します。
湿度が上がると余分な湿気を吸収します。アレルギー症状の原因となるカビ・ダニの発生を抑えます
家の中で人が生活すると、多くの水分が放出されます。4人家族の場合で1日に約6Lの水分が放出されるといわれています。吸収しない素材の場合、湿度が高まり、カビやダニが繁殖しやすい環境になってしまいます。

長寿命

天然の土や砂を主成分とした塗り壁は、無機系の不燃材からなり、防火性に優れています。
吸音・防音性があります。音を効果的に吸収し、余分な反響を軽減。外からの騒音を抑制し、外に漏れる音量も抑えます。
また基本的に無機物から構成されているため、ビニールクロス等の有機物と違い日射や経年での劣化がほとんどありません。

日本の風土に最適

優れた調湿効果を持ち、湿度が上がると余分な湿気を吸収し、湿度が下がると湿気を放出します。
室内は適度な湿度に保たれるとともに、結露の防止が期待できます。
また湿度が10%下がると体感温度が1℃下がると言われていますので、日本の高温多湿な風土に最適な建材です。

手仕事の質感

下地から仕上げまで、人の手で丁寧に塗っていく塗り壁はハンドメイドならではの味わい深い表情があります。
自然素材ならではの癒される柔らかさと温かさを持っています。

ビニールクロスとの違いは??

自然素材の塗り壁と違い、ビニールクロスは名前の通り塩化ビニールを使用した化学製品です。
調湿機能はありませんので、湿気や化学物質がこもりやすいです。
そのため多くの家では家電を使用し、室内の空気環境をコントロールします。